小2国語「スーホの白い馬」授業の一環で二胡演奏♪ 「賽馬」

小学2年生の国語の教科書に載っている 
「スーホの白い馬」
「そんなにかなしまないでください。
それより、わたしのほねやかわや、すじや毛をつかって、
がっきを作ってください。
そうすれば、わたしはいつまでも
あなたのそばにいられますから。」
とのさまに騙されて、ボロボロになった白馬が大好きなスーホの元に帰ってきて、力尽きて死んでしまったあと
スーホの夢の中に出てきて言った言葉。
子どもの頃は、なんとなく怖い話だなと思ってました。
でも大人になった今読み返すと、涙腺崩壊ですね。

馬頭琴の美しい音色にはそんなルーツがあったのだなと。
聞く人の心をゆりうごかす音というのは、その背景に景色が見えたり
弾き手の想いや記憶がこめられているものですよね。
スーホの白い馬、奥深いです。

お話の中にモンゴルの草原を馬たちが競い合いながら走り抜けるシーンがあり、
その情景を描いた曲「賽馬」を
小学2年生のひーくんのクラスの生徒さん達の前で演奏させていただきました🐎
コロナの関係もあり、対面でというわけにはいかず、このお話を頂いてから急いでビデオを撮影しました。
賽馬に関しては、特別速くもなく上手ではありませんが
今の子どもたちに、モンゴルの馬頭琴や中国の二胡などの伝統楽器の音色に触れるきっかけになればという想いで演奏させていただきました🐎

子どもたちの反応は素直で可愛いですね💕
馬の鳴き声がリアルで迫力があった
勢いよく走る競馬のシーンが浮かんできた
自分も二胡を弾いてみたくなった!
という嬉しい声まで。
音を聴いて、情景が浮かんでくるなんて演奏する者としてはこれ以上に嬉しいことはないし
まだ7歳や8歳の子どもたちですが「聴く耳」をしっかり持っていて
、感性が豊かで素晴らしいなと感じました。
演奏を聴く姿勢も真剣そのものでした。
今後も、小学校の国語や音楽の授業で今回の動画を活用してくださるということで
とてもありがたく思っています。
これをきっかけに、二胡の音色がもっと多くの世代に広まっていきますように。

二胡奏者 星ちひろのホームページ

札幌市内の自宅教室にて、二胡という中国伝統楽器のレッスンをしています。 音楽グループarmonico(アルモニコ)の二胡奏者として、カフェやイベントにて演奏活動も行なっています。 二胡教室についてや日常生活を綴ったブログなどをまとめたホームページです。

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